Fedora 28: LXDEデスクトップ環境にXRDPで接続する

LXDEデスクトップ環境とXRDPをインストールして、LXDEデスクトップ環境にXRDPで接続する手順を記載します。

1 LXDEデスクトップ環境のインストール

こちらの手順でLXDEデスクトップ環境をインストールします。

2 XRDPのインストール

XRDPをインストールします。

$ sudo dnf install -y xrdp
$ sudo systemctl enable xrdp
$ sudo systemctl start xrdp

3 ~/.Xclientsの作成

接続するユーザのホームディレクトリに.Xclientsを作成します。

$ echo "lxsession -s LXDE -e LXDE" > ~/.Xclients
$ chmod a+x ~/.Xclients

4 LXDEデスクトップ環境にXRDPで接続する

セッションタイプはXvncで接続します。Windowsのリモートデスクトップで接続すると以下のようになります。

0001_xrdp-lxde.png

4.1 rdesktopをクライアントとして使う

Windowsのリモートデスクトップ接続とRemminaでは特に問題ないのですが、rdesktopではクリップボードを有効にしているとXRDPサーバ側でnautilusがハングします。CPUが高負荷になりディレクトリが表示されません。

rdesktopの場合は以下のように-r clipboard:offでクリップボードを無効にします。

$ rdesktop -r clipboard:off XRDPSERVER